美味しい緑茶の季節になりました
桜が散り、新緑の美しい季節となりました。
立春(2月3日)から数えて八十八日後は八十八夜と呼ばれており、ちょうど毎年5月上旬あたりがこの日に当てはまります。
田植えや種まき、お茶を摘むなど春の農作物の作業が行われる時期で農業をされる方には大切な日となっています。
その中でも今回は今が旬の緑茶がもつ「抗酸化作用」についてお話します。
緑茶は特にお茶の中でも抗酸化作用が高いお茶です。
その中でも緑茶に含まれているポリフェノールのカテキンが最も抗酸化力が高いといわれているそうです。お茶の苦みや渋みの成分がこれに当てはまります。
私たちは普段生活している中で、呼吸により酸素を体内に取り込んでいますが、その取り込んだ酸素の中からより活発に動く
「活性酸素」という物質が作られています。
活性酸素という物質は私たちの身体の免疫機能を保つのに必要なものではあるのですが、体内で増えすぎてしまうと細胞がダメージを受けて老化や様々な病気に繋がってしまうともいわれています。
緑茶がもつ抗酸化作用は、こうした活性酸素による細胞へのダメージを軽減する作用があるといわれています。
ペットボトルのお茶も美味しい商品が次々と発売されておりますが、オススメは急須で入れたお茶です。
急須で入れたお茶はペットボトルのお茶よりも抗酸化作用を持つ成分が約1.4倍、旨味成分はなんと5倍になるともいわれています。
お茶が美味しいこの時期に急須で入れたお茶を試してみるのも良いかもしれません。
次第に気温が上昇し、脱水予防のため水分補給が大切な時期になってきます。
美味しいお茶の時期からぜひ、食事以外の時も水分補給するような習慣作りをしていきましょう。