万能減塩調味料~煎り酒~について

 

こんにちは!

まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか。

 

この寒さで血管が収縮したり家の中に引きこもりがちになって運動量が低下するなど様々な要因で血圧が上がりやすいといわれています。

 

そこで、今回は減塩の工夫として「煎り酒」をご紹介します!

 

 

煎り酒とは

みなさんは煎り酒というものはご存知でしょうか?

 

煎り酒とは日本酒と梅干し、かつお節を鍋で煮つめて作る万能調味料といわれています。

江戸時代の初めの頃までは煎り酒はポピュラーな調味料でしたが、醤油の普及により廃れていきました。

しかし、近年では醤油より塩分が少ないという理由で再び注目されはじめ、見かけることも増えつつあります。

 

煎り酒はあっさりとした味わいで、使い方は醬油とほとんど同じです。

お刺身や豆腐などの和食はもちろんどんな料理にも代用してお使いいただけます。

 

 

塩分量の比較(大さじ1の食塩相当量比較)

 

・醤 油 2.6g

・煎り酒 0.2g

 

出典:小学館の雑誌「サライ」公式サイト

https://serai.jp/health/376507

 

醤油と煎り酒の塩分の量を比べてみると、煎り酒の塩分量は醤油より少ないことがわかります。

煎り酒は、作るのに必要な材料が少なく、自宅でも手軽に作れることで自分好みにアレンジすることもできます。

 

 

【作り方】

・日本酒(純米酒)…200ml

・梅干し…大1個

・鰹節 …2g

 

 

  1. 小鍋に日本酒と軽く潰した梅干しを入れ、日本酒が半分になるまで弱火で煮詰める。
  2. 鰹節を加え、さらに5〜6分弱火で煮る。
  3. 火からおろして粗熱を取り、キッチンペーパーを敷いたザルで濾す。

 

 

【保存方法】

遮熱沸騰した容器に入れ、冷蔵保存。1週間以内に使い切るようにしましょう。

 

 

 

煎り酒は手軽に作ることができますが、市販のものを購入してみるのもいいと思います。

煎り酒がみなさんの身近なものとなり、減塩に活用していただければ幸いです。

 

 

今年の冬は寒暖差が大きく体調を崩しやすいので休息を十分にとり、健康に過ごしましょう!